自転車をこいでいたら すれ違ったNTTの車がクラクションを短く鳴らしました。
「なんかな」と思ったものの、すぐそこの自宅にもどりました。買い物の荷物が多かったのでいったん家に荷物を置いて出直そうと。荷物を置きもう一度自転車に乗って家を出ると、公道に止まっていたNTTの車がよってきて、窓がするすると開きます。私は「んっ」。若いおにいさんが運転席から手を伸ばして、手袋を差し出し「落とされましたよ」。「あっ」
おにいさんは、落ちた手袋を拾い、このあたりに入ったよなあというあたりで待っててくれた様子。
落としたことに気がついて戻るか、もう一度買い物に出かけなかったら会えなかったでしょう。無駄足にもひるまない、おばさんにも優しい若者よ、ありがとう。
なんでそんなん、いいバージョンの話です。