久しぶりのNくんとのガイドヘルプ。
以前担当してたのは彼が3年生か4年生のころ。
今は20代半ば?くらいになり、僕よりも大きくなっていることに驚きつつも、どんな風に余暇を過ごすのか楽しみでもあった。
16:00~18:00 夏の酷暑の中、ひたすら散歩。
万歩越え。運動不足の46歳となった私にはきつい・・・。
今回は道中での彼との会話から。
Yくん 「サンタは青と白」
私 「いや、赤と白」
Yくん 「サンタは黄色と白」
私 「いや、赤と白」
Yくん 「サンタは黄緑と白」
私 「いや、色混ぜてもダメ。赤と白」
Yくん 「サンタはピンクと白」
私 「おしいね。赤と白混ぜるとピンクやけど。」
Yくん 「サンタは紺色と白」
私 「いや、遠のいたよ。赤と白」
Yくん 「サンタは黒」
私 「黒づくめのサンタはいませーん。」
Yくん 「ブーツ」
私 「あ・・・ブーツは黒やね」
Yくん 「サンタは黒」
私 「サンタのブーツは黒やね。正解」
Yくん 「やった。」
Yくん 「青色と白」
私 「ぶーっ。赤と白。」 ・・・続
Yくん 「こいし園(甲子園)」
私 「いや、小石の上では打てません。」
Yくん 「こいし園」
私 「いや、小さすぎて外野守れません」
Yくん 「こいし園」
私 「そもそも9人乗れませんし」
Yくん 「ゲラゲラ こいし園」 ・・・続
Yくん 「サンタのおばさんが~♪」
私 「いや、おじさんです」
Yくん 「サンタのおばさんが~♪」
私 「残念、おじさんなんです」
Yくん 「ば」
私 「じ」
Yくん 「『は』にてんてん」
私 「『し』にてんてん」
Yくん 「(宙に指で『ば』と書く)」 チラッと私を横目で見る
私 「(宙に指で『じ』と書く)」 ・・・続
Yくん 「シンタクロース」
私 「サですね」
Yくん 「シンタクロース」
私 「サンタクロースです」
私 「サの練習しましょう。『さんぽ』の『さ』」
Yくん 「さしみ」 「さくら」 「さみしい」
Yくん 「サイクリング」
Yくん 「笹かま」
Yくん 「おいしいですね。いい歯ごたえです。」
私 「赤色と白色の服着てるおじさんは?」
Yくん 「サンタクロース」
私 「正解。『さ』攻略ですね」
Yくん 「やったー。」
Yくん 「シンタクロース」
私 「サでしたねー」 ・・・続
Yくん 「おでん」
私 「?! おでん・・・? 遺伝?都電?おとん?どこ誤字?」
Yくん 「おでん」
私 「・・・・??」
私 「・・・?!あっ!影か!」
Yくん 「あつあつ美味しそうですね~」 ・・・続
会話は途切れることなく2時間の散歩。
返答の引き出しを試されているような、誘導されているような・・・
汗びっしょり、足パンッパンッでしたが
彼の成長を感じ、合っていなかった時間を想像し
彼の世界をいっしょに並走している心地よい時間でした。