赤ちゃんの頃から私が着ている服のプリント部分を指でガリガリと触りながら眠る娘
喋れるようになりいつしか気に入った1枚の服に「ガリちゃん」と名付け、寝る時や落ち着きたい時に持つようになった
その服は私が高校の頃マーチング練習や大会の泊まりの時に着ていた20年近く前のもので、しかもアメリカンUSEDの古着
娘も中学生になったが未だにガリちゃんは娘の相棒なのだ
何度も洗われ、毎日ガリガリされ、嫌なことがあったらたまに噛まれたり、好きすぎて服の上に羽織られたり、外泊時には連れ回されるガリちゃん
なんでそんなんと思いつつも思春期の娘がガリちゃんを持ってなんとも言えぬ安心感で眠りにつくのをいつまで見れるのだろうと思うと視界がぼやけてくる母である