作者|不明Creator|Unknown
発見者|ルカーノFinder|Lucano
朝の公園を散歩していると、芝生の上にぽつんと石で作られた小さな輪を見つけた。直径は約50センチほどで、きれいに並べられた石の形状も不規則だ。誰かが遊びで置いたのかもしれない。でも、近くには人影もなく、前日までこんなものはなかったはずだ。触ってみると、石は冷たく湿っていて、自然にできたものとも思えない。周りを見渡しても足跡もない。何のために置かれたのか、誰が作ったのか、全く理解できない。でも、なぜか引き寄せられる。小さな輪の中心に立つと、少し心が落ち着くような、妙に気になる不思議な場所だった。