吃音をもつ汗だく君。先週は、誰もが簡単に吃れる「ヨコ読み」という方法を試して笑顔になった彼は、今日もラ行だけでなく、母音までも巻き舌で読む「超舌巻き舌読み」に始まり、指パッチンだけで読む「パッチン読み」や1センテンスの文字をランダムに入れ替えて読む「なんでも読み」と、次々と斬新なアイデアを披露し、担当を笑わせた。これは、日々音読の宿題に付き合わされている(吃音という課題を挟んで我が子と対峙する)保護者の方にとっても一服の清涼剤になると感じたアイコトマト教諭は、その場で「変読カード」をつくり、早速、保護者のお手紙ファイルに挟んでいた。