市田文化人類学Ichida Cultural anthropology

行為者|市田 誠Creator|Makoto Ichida

発見者|湯月洋志(ぬかスタッフ)Finder|Yoji Yuzuki ( nuca staff )

市田さんの制作は描く事で完結しない。自作のキャラクターは、外出も行くし、文化祭などの自主企画(市田さんが考えた行事)も毎月行っている。そしてある時期になると制作されたものたちは箱に封印されてしまう。ある日、絵をよく観察すると外出メンバー(キャラクター)やイベントの予定が事前に書かれていることに気づいた。この瞬間、市田さんの生活や活動を研究する「市田文化人類学」という小さな学問が生まれた。

  • パペット 名称「中学生パンダ」
  • 外出に連れていくキャラクター(日替わり)。市田さんが公園のトイレに行っている最中、マスクは木の枝にかけられ、同行しているキャラクターカードはそっと木の根元に置かれている
  • 2020年2月の外出キャラクターとパンダに書かれた予定
  • 月末にはポップコーンを2つ購入する
  • 2020年3月の自主企画「文化祭」
  • ◉あったかスープ | 2月のぬか行事 ◉1~4 | 2月1日~4日までの外出に連れていくキャラクターの予定
  • ◉4日のブラッキオサウルスとキリン ◉裏にはこれまで外出で行った場所が書かれており、当日もそのどこかの場所に行っている
  • 2020年3月のぬか行事「ぬかるみとうろんかい」と参加するキャラクター
  • 2020年3月のキャラクター裏表|市田さんのスケジュールはこのキャラクターカードの裏面に書かれており、次月の予定は前の月の15日には完成している