私の元同僚で命の恩人でもある変態狂頭は、教員時代は周囲から浮き、自他ともに認めるトップクラスの顰蹙者。顰蹙界のパイオニア的存在である。日本の教育を変えるという野望から、彼女は努力に努力を重ね、ようやく狂頭に成り上がった。ところが、それはそれで、もともとが顰蹙者故に、今度は上から下から斜めからの逃げ場のない板挟みサンドウィッチマン。そんな変態狂頭と、最近なぜか飲む機会が増えた。「コロナが5類になったがために接待飲み会が増えたと」のこと。そんな中で普段はあまり見られない変態狂頭の酔いどれ姿を見て感じた。【もうこの人は集団でやっていくのは限界がある。むしろもっともっと成り上がって、校長、行く末は教育長、文科省幹部に成り上がるしかない】と。同時に、日本教育の未来にかすかな希望の光が見えた気がした。