ゆうたくんはスライムを混ぜるのが好きで溢れそうなほどの勢いで混ぜる。時々床がびしょびしょになるくらいこぼしてしまって『あー!こぼれたー!』と声をあげ、困っている。そりゃそうだろ、あれだけ激しく混ぜるのだから、と思いつつちゃんとお助けに入る。
そんなダイナミックな前傾姿勢を何回か見ているうちに、
私は彼の動きをみて何かしらの食べ物を混ぜる何かしらの職人の姿を勝手に想像した。
その日たまたま蒸しパンを作る機会があり、好機!!と思った私は彼に蒸しパンの生地を混ぜてもらった。もったりした生地がちょうど良くいい塩梅で混ぜることができていた。
結局この日の彼は遊びの時間とおやつの時間合わせて40分くらい混ぜていたのだ。このまま混ぜる日々を続けていくどうなるのか?大人になるまで混ぜてたら何かを混ぜる専門の職人になるだろうか?どうか気がすむまで混ぜ続けてくれ。
今後もそのストイックな遊び方に目が離せない。