熱視線Hot Gaze

行為者|YさんActor|Y-san

発見者|SさんFinder|S-san

 

勝手に「なんでそんなん劇場」という舞台に見立て、日々の出来事をシナリオ風にしてみました??
 
 
41歳男性 Yさん
車椅子利用の障がい者さん
 
52歳女性 Sさん
介助職員
 
 
入所施設でのリビングにて利用者さんたちが余暇を過ごしている。
Sさんは視線を感じてふと見ると、Yさんがじっとこちらを見ている。
他にも職員はいるが決まってSさんである。
 
 
Y 「おしっこ」
大きな声でSさんに訴えてくる。
 
S 「ほんとに出る⁇」
優しく笑いながら確認。
 
Y 「ほんと!」
 
S 「じゃあ行こうか」
嬉しそうなYさんを連れてトイレ介助に向かう。
しかし5回に1回くらいしか出ないのである。
Sさんはもう"おしっこの人"であり、これはSさんへの愛情表現だと思っている。
リビングにて、また熱い視線を感じて見るとYさん。
Yさんは車椅子を自走出来ないので、首だけ向けてじっと見ている。
 
S 「どうしましたか?」
いつもの楽しいルーティンが始まる。
 
Y 「これ何?」
手に持っているお気に入りのモノを見せてくる。
 
S 「先っちょ!」
 
Y 「何の?」
 
S 「掃除機!」
 
Y 「当たりー‼」
 
 
2人は満足そうに笑い合う。
とても穏やかな毎日のルーティン。
Yさんの愛情表現は独特である。