勝手に「なんでそんなん劇場」という舞台に見立て、日々の出来事をシナリオ風にしてみました??
88歳女性 Aさん
腰の曲がった江戸っ子な認知症のおばあちゃん
52歳女性 Sさん
介護職員
グループホームのリビングにて、海老みたいに腰の曲がった小さな Aさん。ちょこちょこと廊下を行ったり来たりしている。
A デスクに座っているSさんを見つけて突然、履いていたスリッパを脱ぎ、Sさんの頭をパシパシ叩きながら「何を言ってるんだ!嘘つき!」
S 「痛いですよ Aさん!何もしてませんよ‼」
パソコンを打つ手を止め、驚きながらも我にかえり尋ねる。
「どうしましたか?」
A 「お前あたしの悪口言ってただろ。」
S 「そんなこと、何も言ってませんよ。」
笑顔で答えるが、喧嘩っ早いので気が抜けない。
A 「そうなのか。。」
少し落ち着いた様子で答える。
S ホッと胸を撫で下ろす。
パソコン作業が終わり、リビングのテーブルにふと顔を向けると、 Aさんが楽しそうに何かをテーブルに並べている。
A 「えっとーこれとこれとこれ。これにしようかなー。」
落ち着きを取り戻しリビングのテーブルに戻ると、何かを並べて食べている様子。
S 「あら Aさん、楽しそうに何を食べてるんですか⁇」
興味津々で、 Aさんからの答えにワクワクしながら、質問してみる。
A 「スルメイカだよ。」
S イカを並べて焼いていたようだ。何でも出来る万能テーブル。「美味しいですか?」
A 「あんまり美味くないわい。」
残念。。 Aさんは味にも厳しかった。

