邪魔もん石Jyamamon-Ishi / disturbing stone

行為者|駄菓子屋副店長Actor|Deputy manager of candy shop

発見者|プピヤFinder|Pupiya

帰宅して、部屋の電気をつけるために慣れた暗闇に足を進めた2歩目、左足のつま先に激痛が走った。触れたこともない様な質量の無機質な物体に思い切り当てた感触は瞬時に感じたが、それがなぜここにあるのか、それがなんなのか想像もつかない。痛みでこれ以上進めなくなったので手を伸ばして電気のスイッチを壁に求め、パチッと明るくなると、え!?なんで?なんでこんなところに大きな石があるの?
その時、背後から娘がしたり顔でやってきて、
 
「あ、その石すごいでしょう!蛇紋石って言うんだよ。4億年前の化石が入ってるかもしれないんだよ!化学教室の先生にも見せて、教室にはもっとすごいのがあるんだよ!!」
 
「は?!で、なんで床に置いてあるの?
蛇紋石だかなんだか知らんが、これは邪魔もん石だ!!痛ててててて…」
 
俺の足は病院の「先生」に見せるほどにならなくてよかった、とほほ。
 
怒りに任せての投稿ですみません。