5面の2の魔物5-2 monster

行為者|ひろくんActor|Hiro-kun

発見者|キムFinder|Kim

ひろくんは日中スーパーマリオ(ファミコン時代からあるマリオの初代のゲーム)のゲームをする事がある。ゲームをする時間は決まっているのだが、これまで何十回、何百回とプレーをしているかなりの達人だ。
毎回同じルートで進んでいき、同じコインや同じアイテムを取り、同じ様に敵を倒し、同じ所で死に、同じゴールの仕方をして進んでいく。
どこでその技を編み出したのか、例えば亀を前に蹴り出してそれを追いかけて前にいる敵を亀で全部倒したり、ゴールする時も必ず旗の一番上を取る。絶対にそこでミスをしない。
死ぬ時は時間を見ているのか、ゲームが終わる時間が近づいたら残りの命を全て投げ捨てて終わってみたり、かと思えば5面の2になると必ず同じ場所で同じ死に方をする。とてつもなくゲームは上手いのに5面の2以上を目指さないのだ。んー。5面の2には私達には見えない魔物がいるのかもしれないと考えてみたりするが、結局実に勿体なさすぎる!とこちらは思ってしまう。もっと先を見せてくれ!という思いが生まれてしまう。
素晴らしいゲームの実力を持ちながら先に進まないヒロくんに対していつもなんでそんなん!とツッコミを入れてしまう。
いつか5面の3が見れるかも?という淡い期待をしながら今後もヒロくんの指さばきを見守っていきたい。