助手のお父さんAssistant's Father

行為者|自分Actor|I

発見者|自分Finder | I

ある日ふと思う。
私として生きる権利は、障がい者の親子にもあるのだろうか?
 
息子の助手を務めて16年。
知的障害と自閉症の息子は毎週各地でエレベーターのフィールドワークを行っている。
 
調査に夢中になる息子を観てふと思う。
助手は確かにきつい。
でも、既に自分は私として生きているのかもしれない。