第4回なんでそんなん大賞NANDESONNAN AWARD vol.42024.02.26

あなたの身の回りの「なんでそんなん」を教えてください!
皆様のご応募お待ちしています!
自分では「理解しがたい」他者の行為やデキゴトを「なんでそんなん」と名付け、それに対してツッコミを入れて面白く捉え直す「なんでそんなんプロジェクト」。日頃よりオフィシャルホームページ(nandesonnan.com)の投稿フォームより、皆さんの身の回りにある「なんでそんなん」を募集していますが、「なんでそんなん大賞の応募期間中」に投稿していただいた「なんでそんなん」を対象に2023年度「第4回なんでそんなん大賞」の選考を行います。大賞賞品は米一俵!皆さんのご応募お待ちしています!

 


 

【応募期間】2024年1月31日(水)まで
【審査会・発表】2024年2月25日(日)
【対象】全ての人を対象にします(年齢・性別・国籍・障害の有無などは問いません)
【参加費】無料・投稿回数無制限|同じ名義で何度でもご投稿いただけます
【賞品】大賞|米1俵(60kg) / 審査員賞|各審査員セレクトの品
【投稿】https://nandesonnan.com/post/
なんでそんなんプロジェクトHP投稿フォームよりご投稿ください

 


 

【主催】なんでそんなんプロジェクト

 


 

【審査員】

柳沢秀行
(大原美術館学芸統括)
なんでそんなんプロジェクトアドバイザー。筑波大学芸術専門学群芸術学専攻卒業。1991年~岡山県立美術館。2002年~大原美術館。日本の近現代美術史研究を基軸に美術(館)と社会の関係についての調査、実践を行う。絵画や彫刻のようにモノとして存在するアートのみならず、世界の姿をみつめ、再認識を促すアートの在り方にも関心を持つ。ohara.or.jp

 

菅原直樹
(劇作家、演出家、俳優、介護福祉士)
「老いと演劇」OiBokkeShi主宰。四国学院大学非常勤講師、美作大学短期大学部非常勤講師。平田オリザが主宰する青年団に俳優として所属。小劇場を中心に、前田司郎、松井周、多田淳之介、柴幸男、神里雄大の作品などに出演する。2010年より特別養護老人ホームの介護職員として勤務。2012年、東日本大震災を機に岡山県に移住。2014年「老いと演劇」OiBokkeShiを岡山県和気町にて設立し、演劇活動を再開。並行して、認知症ケアに演劇的手法を活用した「老いと演劇のワークショップ」を全国各地で展開。2016年より活動拠点を岡山県奈義町に移す。平成30年度(第69回)芸術選奨文部科学大臣賞新人賞(芸術振興部門)受賞。

 

ミロコマチコ
(画家、絵本作家)
1981年大阪府生まれ。いきものの姿を伸びやかに描き、国内外で個展を開催。ブラチスラバ世界絵本原画ビエンナーレ(BIB)で、『オレときいろ』(WAVE出版)が金のりんご賞、『けもののにおいがしてきたぞ』(岩崎書店)で金牌を受賞。その他にも著書、受賞歴多数。第41回巌谷小波文芸賞受賞。本やCDジャケット、ポスターなどの装画も手がける。2019年より南の島に移住し、見えないものの気配を感じとるように制作をしている。http://www.mirocomachiko.com

 

曽我大穂
(音楽家、多楽器奏者、舞台演出家)
音の出るあらゆるものを使った即興演奏を得意とする。1999年、沖縄にてジャムバンド“CINEMA dub MONKS”を結成、バルセロナやベルリン、ニューヨークなど世界各地で活動する。ハナレグミ、二階堂和美、原田郁子(クラムボン)、照井利幸(ex.BLANKEY JET CITY)、キセル、mama!milkなど多岐に渡るライブ・レコーディングサポート。テレビCM音楽の演奏・制作や、他ジャンル(映画、ダンス、演劇、写真、美術、小説)とのセッションも多い。2014年からは舞台芸術グループ「仕立て屋のサーカス」を主宰。基本設計を手がけるとともに、全公演で演出・出演を行っている。「アートの社会実装」を掲げ、歴史学者、文化人類学者、映画監督、地方自治体、出版社、美術館といった多彩なパートナーと共に作り上げるそのパフォーマンスの舞台は、劇場を飛び越え、教育分野や地域コミュニティへと広がっている。

 

阿部 純
(研究者)
1982年東京出身。広島経済大学メディアビジネス学部メディアビジネス学科准教授。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学。専門はメディア文化史。研究対象は、墓に始まり、いまは各地のリトルプレスをあさりながらのライフスタイル研究を進める。共著に『現代メディア・イベント論―パブリック・ビューイングからゲーム実況まで』、『文化人とは何か?』など。在住の尾道では『AIR zine』という小さな冊子を発行。

 

【審査会・司会】


 

滝沢達史
(美術家/ホハル代表)
1972 年生まれ。多摩美術大学卒業後、10 年間特別支援学校の美術教諭として勤務。 以後、美術家として日本各地のアートプロジェクトに参加。地域課題から教育・福 祉など多岐にわたる活動を展開。近年では、不登校・ひきこもりとの協働「表現の森」(アーツ前橋)や、自身で立ち上げた児童福祉施設「ホハル」の代表を務めるなど、 教育と福祉を面白おかしく模索中。なんでそんなん大賞には第一回から審査員として参加。なんでそんなんエキスポではディレクション担当している。
https://www.takizawatatsushi.com
https://www.hoharu.com

 


 

【受賞事例】

 

 

【大賞】
タイトル|痕跡
行為者|よっちゃん
発見者|たかな
大賞賞品|米1俵60kg(山田村)
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コメント
ガムテープを少しめくってこねこねしたものが部屋のあちこちに。こういった行為の痕跡から、(投稿内容からはあまり感じられない)行為者の「声」や「意図」のようなものを発見者が程よい距離感で関わり、優しく見守る態度のようなものが感じられた。また、ガムテープのちぢれた形の面白さ、写真のビジュアルにも惹かれるものがあった。

 

 

 

【特別賞 / 一番話題になったで賞】
タイトル|チコク
行為者|愉快な仲間たち
発見者|M
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コメント
こちらの賞は、エピソードに登場する人物の関係性や小学校という枠組みの中でも、先生の尺度や生徒の振る舞いによって、自由な雰囲気、暖かなまなざしを感じられることから、審査会中に度々話題にあがった事例ということで、「一番話題に上がったで賞」を進呈します。

 

 

 

 

【柳沢秀行賞】
(大原美術館学芸統括)
タイトル|連絡帳
行為者|Taさん
発見者|山根(支援者)
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【曽我大穂賞】
(音楽家、多楽器奏者、舞台演出家)
タイトル|ささやきQ&A
行為者|ささやき君
発見者|強育肛務員
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【阿部 純賞】
(研究者)
タイトル|これ、な~んだ?難解です
作者|愛ちゃん
発見者|桑原圭子
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【ミロコマチコ賞】
(画家、絵本作家)
タイトル|しょうやサナギ
行為者|しょうや
発見者|しょうやの家族
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【菅原直樹賞】
(劇作家、演出家、俳優、介護福祉士)
タイトル|ちゃんとGPT
行為者|Yくん
発見者|みずの
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